スペインに行ってみた ⑤

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          *~* マタドールは美味しいトコどりだった *~*

            【スペインに行ってみた ④】はこちら            
            【スペインへ行ってみた】をはじめから読みたい方はこちら 


トレドで宿泊したホテルでたまたま闘牛士と遭遇し 
その晩 闘牛がある事を知った私達は 是非 観たいと 
ツアコンのオネーサンにお願いしました。

そんな事が出来たのも 都市ではなくトレドだったからこそ。
夜 洒落たレストランで ショーを観ながら夕食…なんてスケジュールに
なっていたら到底出来ませんでした。
しかも!
大都市の大きな闘牛場では無く 地方の小さな闘牛場。
ちょっとした田舎祭り…って雰囲気じゃありませんか。
 
と、ワクワクとしている私達を尻目に 
『うわ~、闘牛なんてそんな残酷なモノ 絶対に嫌っ!』
…という人達も必ずいたりします。

実を言うと私もスペインに行く前はそう思っていました。
それがスペインの地を踏んだとたん 血が騒ぐ…というか…^_^;
それだけでなく 傍目には残酷に見えてもこの国の文化の一つなのだから
ちゃんとこの目で観てみなければ…とも。
結局 ツアー参加者の半数位の方々が闘牛に出向く事になりました。
(そのウチの半分は総勢8人で参加した私達)^_^;
タクシーを頼んで分乗し 畑の畔道のようなガタゴト道を行くこと30分程。
闘牛場に着くと 色々な出店もあってやっぱり田舎祭りみたい。^^
こんなポスターを貰いました。

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この日 登場する
マタドール(闘牛士)ピカドール(槍方)バンデリーリョ(銛旗士)の
写真が載っています。
やはり花形はマタドールです。
この衣装がまた格好イイのですよ。
ホテルの入り口で出会ったとき、一緒に記念撮影をしてもらいながら
触らせていただきました。
金糸のモールが びっしりと装飾的に縫い留めてあってガッチガチです。
身体に鎧が貼りついているように窮屈そうな衣装を着て
よく軽々とマントをさばき牛を避けられるものだと感心。

闘牛が始まる前の観客席では みんな様々なものを食べていました。
会場で売られているサンドイッチは豪快で 
注文されてから壁に吊下げられた大きなハモンセラーノ(生ハム)を 
ナイフでソリ~っと削ぎ取り、パンに挟んで渡されます。
座席の足もとには たくさんの向日葵の種の殻。
みれば みんなの手には向日葵の種の入ったビニール袋。
そのちっちゃな種を口に運んでは 
ペッと上手に殻を吐き出しています。(-_-;)

隣に座っていた現地の方が 
私の手の中に向日葵の種をザラザラと分けてくれました。
同じ様に真似して食べてみたけど 上手に食べられなかったな~ 

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ファンファーレと共に マタドール達が登場。
観客達にアピールをして…
いよいよ始まります。

牛が登場すると 観客はうわ~っと湧きあがります。
闘牛場の中には マントを持った人g何人もいるのですが
その人達の全部がマタドールというわけではないのです。
表がピンクで裏が黄色のマントを持ち黒い帽子を被っている人達は助手。
まず彼らが牛を威嚇。
その時の牛の状態をマタドールが観察して 攻略法を練り…
と、まだ マタドールの出番ではありません。

馬に乗ってピカドールが登場します。
ピカドールは槍方で 馬で牛を挑発しながら突進させ 
スルリとかわしながら槍で牛の首の根元を突きます。
そうすることで ちょっと牛の体力を奪って 
マタドールに仕留めやすくするのです。
この時、ヘタクソなピカドールだと牛の神経を傷付けてしまい台無しに。
さて いよいよマタドールの出番かと思いきや…まだです。

バンデリーリョと呼ばれる銛旗士が 花銛を持って登場。
両手に一本ずつ2本の花がびっしりと付いた銛を
3回ずつ 計6本も牛の背中に突き立てます。
こうする事で 槍でダメージを受けた牛に再び活力を湧かせます。
牛にもっとも近付いて銛を打つので かなり危険。

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…とここまで来たら ようやくマタドールの出番。

赤いマントを閃かせ 牛を挑発しつつ、
突進してくる牛を身体スレスレで ひらりひらりとかわします。
突進する牛とマタドールの動きが次第に一体化して来ると…
マントの動きに合わせて観客が『オレィ!』
この時の歓声は マタドールにだけ贈られているものでは無く
勇猛な牛にも贈られているのです。

槍で突かれ銛を背中に受けながらも 気力を奮い立たせて
マタドールに突進して行く牛に喝采が送られているのです。

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さてクライマックスです。

この時 牛の肩甲骨の間にあるわずか5cmの急所に剣を突き立てます。
この部分にスコンと綺麗に剣が刺さると 牛は無駄な流血をする事なく
苦しませずにとどめをさせるのです。
そうすることが 果敢に闘った牛への礼儀であり美学でもあるのです。

この時の闘牛では3人のマタドールが登場してソレゾレ牛を仕留めました。
一人は見事な腕前。
剣がスコンとおさまり、その瞬間に牛が静かに前足を折り崩れました。

こういうマタドールには称賛の声援が送られます。
観客は皆白いハンカチを持っていて一斉に振りたてます。
そしてマタドールが牛の耳を持ち上げてみせ観客の反応をみます。
つまり素晴らしい技を見せれば 両耳、尻尾を貰えるのです。
牛に綺麗なとどめをさせずに苦しませたり流血させたりすると 
ブーイングを貰い、耳の一本も貰えなかったりします。

この時のマタドールは 両耳は貰えましたが尻尾は貰えませんでした。
別のマタドールは 牛をなかなか仕留められなかったので 
何も貰えませんでした。

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3回目の闘牛が始まった時の事。
ゲートが開き若々しい牛がアレーナに飛び込んで来ました。
それは闘牛を初めて見る私達の眼にも 若い牛だな…と気付いた位。

順番通り、マタドールの助手たちがピンクのマントで追い立てます。
若い牛は向かって行くどころか逃げ回っています。
そのうちピカドールが登場しました。
馬に追い立てられ 怯えて逃げ回る牛…
私達の心がざわつきました。
その時、観客のアチコチから白いハンカチが振られ始め
やがて観客席は白一色に!

その牛は若い!
怯えて立ち向かう事も出来ず 逃げ回っている牛を追ってはいけない!

…という事らしく、その牛は無事アレーナを退出。

その光景を見て 私達は感動しました。
観るまでは残酷一色だと思っていた闘牛は 
限りなく牛の尊厳を守るものだったのです。

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同じ食肉となるにしても 
何も分からないまま 頭をポコンとされて食肉となる運命なのか
闘って尊厳を得るか
闘牛への賛否は両論でしょうけど 
他の国の文化をむやみに否定する事だけはならないのだという事は
その時の私達には よ~く分かったのです。
我が国の捕鯨も然り…です。

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闘牛が全て終わった頃には もうすっかり陽も落ちて…
綺麗な夕焼けが。
帰りのタクシーの中は 初めて見た闘牛に感動した事を
誰もが口にしていました。
貴重な体験が出来て良かった。


翌日はさらに南下して ドン・キホーテの舞台ラ・マンチャ地方へ…  


      スペインに行ってみた ⑥ へ続く


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ジャンル : 旅行

スペインに行ってみた ④

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          *~* トレドの路地をウロウロと *~*

            【スペインに行ってみた ③】はこちら            
            【スペインへ行ってみた】をはじめから読みたい方はこちら  


ピカソの【ゲルニカ】を強行観賞した私達は 
いよいよマドリードを離れスペインを南下。
マドリードから70km程南のトレドへ。

トレドと言えば…何といってもこの風景。
写真や絵はがきでお馴染の景色です。

マドリードに首都が移るまで 
このトレドは政治経済の重要な拠点だったとか。
また画家エル・グレコが後半生を送った場所としてでも有名です。



街の三方をタホ川に囲まれた 要塞の様な町並みです。
小高いトコロ、左右に二つ大きな建物が見えます。
右側のひときわ大きな建物は アルカサル…お城です。
で、左側の尖塔を持っている建物がカテドラル。

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さて…そんなトレドを前に 昼食。

スペインでの食事は バールとかの家庭料理の居酒屋のような店を除くと
印象的には 鶏→鱒→鶏→鱒→鶏…という事しか覚えていないのですよ。
そして山盛りポテトフライ。しかも塩無し。(笑)
あまりの味気なさに 誰かが塩をくれ…と言ったトコロ、
テーブルソルトは無いから…と、厨房から塩を持って来たのにはビックリ。
↓パンも大胆なサイズでしょう!!

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サングリア・ワインを注文。
とにかくワインは安くて 水替わりといったココロです。
そしてテーブルには必ずオリーブの塩漬けが…

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レストランの前にいた黒猫ちゃんと。
スペインもネコが多い街で 何処に行っても目に入ります。

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絵ハガキのように美しい窓。 朝顔のバランスが絶妙です。

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スペイン料理屋さんとかに行くと お馴染のスペインの陶器。
ハンドペイントっぽい絵付けが魅力的ですよね。

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トレドの街は路地だらけ。
私は究極の方向音痴なので 一人では絶対に歩けません。(-_-;)

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何処を歩いても 同じところをグルグル歩いているみたいです。(笑)

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まあ、何処でもイイヤ…
とりあえずみんなで写真でも…と『お~~い!』と声を掛けたら
そこら辺を歩いていた人がワラワラと集まり 『はい、チーズ!』
みんなメッチャ仲良しに写っていますが 半分は知らない人です。(爆)

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路地だらけで道に迷っても…
街の何処からでも見えるカテドラルの塔を目印に。

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スペインの旅は カテドラル巡り…と言っても多言ではありません。
街に一つはカテドラル…^_^;
ここトレドのカテドラルは スペイン・カトリックの総本山だそうです。

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広い通りを歩いていても…突然 路地。

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パン屋さんのショーケースの中に こんなミニチュアが…

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もともとパンは カテドラルの尼僧が焼いていたのでしょうか…

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トレドをぐるりと囲むように流れているタホ川。

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そうそう…海外旅行に行くと 
ホテルの部屋って 大抵は写真に撮りたくなりますよね?
私も例にもれず ミーハー気分でアレコレ撮っちゃう方なんですが、
どうしたことでしょう、一枚も撮ってありません。
どんな部屋だったのか うっすらと覚えてはいるのですが…
窓からの景色一枚撮って無いなんて 私的にはアリエナイ!
しかも姉もです。
一体 どうしてしまったんでしょう…

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明るいウチにホテルに入り、ホテルの売店でトレドの絵ハガキを買い、
友人に手紙を書いた記憶がちゃんとあるので 時間的には余裕があった筈
南に下るにつけ 段々 記憶が曖昧に…

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そうそう!!
スペインといえば忘れてはならないのが “闘牛”
私達が泊ったホテルに たまたま闘牛のマタドール(闘牛士)達が宿泊。
どうやらこの夜、トレドの闘牛場で 闘牛が行われるということで
私達は添乗員さんにお願いして 急きょ闘牛を観に行く事になりました。

そのお話は次回…


      スペインに行ってみた ⑤ へ続く


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ジャンル : 旅行

スペインに行ってみた ③

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          *~* ゲルニカは限りなくタイトだった *~*

            【スペインに行ってみた ②】はこちら            
            【スペインへ行ってみた】をはじめから読みたい方はこちら  


マドリードからスタートしたスペインの旅。
いきなりプラド美術館でてんこ盛りの絵画を観て、いささか胸やけ気味に。
というのも スペインを代表する画家の作品は かなりヘビィなんですね。
ちょいと重たい気分になりつつも お楽しみの昼食。

スペイン料理と言えば とりあえず“パエリヤ”
早速 登場!
…と、アレ?
パエリヤの画像を用意したつもりが 何処にもありません…(-_-;)
で、皿に取り分けたあとの画像しか無かったりして…^_^;



『おお~~、コレが本場のパエリヤかぁ~~!!』

口々に言いながら写真撮影したりして(笑)早速食べてみると…
スペイン料理が好きで 日本でも常々お気に入りのスペイン料理店へ
足繁く通っていたこの頃。
日本で食べているモノと それ程の味の違いも無く 
米が若干生っぽいな…って位でした。
でも この“米が若干生っぽい”って言うのが本来のパエリヤなので
『やっぱ こんな感じだよね~』などと言いながら食べたのでした。

生野菜のサラダには日本の様に ドレッシングは付いて来ません。
テーブルにオリーブオイルとビネガーと塩が置かれていて
自分で好きなようにかけます。

スペイン広場を通ると、
早速 ドン・キホーテとサンチョ・パンサがお出迎え。
  ↓
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午後は自由に見学…という事で 三人でとりあえず王宮へ行ってみる事に。
メトロの入り口でパチリ。
邪魔ですよね…(-_-;) 

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王宮は…ガイド誌によれば
『フランスのヴェルサイユ宮殿で生まれ育ったブルボン王朝第一代国王フェリペ5世が、ハプスブルグ王家の宮殿跡に、フランス・イタリア風の王宮建設を命じた…』
というものらしい。
なるほど、フランス・イタリア感が漂っています。

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中を見ても絢爛豪華。
まるでヴェルサイユ宮殿のようですね~

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ちょっとスペインの空気が感じられないので ささっと通り過ぎました。

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まあ折角来たのだから とりあえず王宮へ…
なんて考えたのは私達だけでは無かったようで 他のエジプト仲間達も
王宮前の日陰に居たので合流。

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この時期のスペインは とにかく太陽の陽射しが半端では無いのです。
肌にチクチクと刺さるような強烈な陽射しと ソレが作る濃い影…
まさしくスペインです。
ソレが日陰に入ると 肌寒く感じる位カラリとしています。

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今回の旅行、前にも言いましたが この旅の2年前にエジプト旅行で
意気投合した方々と共に参加したツアー…
年代的にも 当時20代~80代という幅広さ。
なので集まれば ちょっとお茶でも…なんて時間が必ずあったりします。

みんなてんでに違うものを頼もうか…という事になり、私はショコラを。
普通にコーヒーや紅茶の下に書かれていたので 何も考えずに注文。
そのときにウェイターが 
『コレだけで良いのか?』って感じで聞いて来たのですが 
皆で食べようと ケーキも何種類か頼んであったのでおことわり。
で、来たものが…

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うへ~~、何コレ?
他の旅慣れた皆さんも ええ~~??

味は…というと、チョコレート風味のコーンスープみたいな感じ。
ココアにコーンスターチでとろみを付けたもののようです。
勿論、カップを傾けても 流れないので飲む事は出来ず…
メニューをよく見たら グリッシーニの様な硬いビスケットで
すくって食べるのでは…と分かりました。(-_-;)
ヤレヤレです。

その後 再び解散しまして 私と姉はショッピングセンターへ。
スペインの革製品は上質で安いので 
現地の方に人気のあるお店を教えて貰い行ってみました。
友人へのお土産用と自分に 革のジャケットを買いました。


さて…
翌日からは段々スペインを南下していきます。
マドリードにはもう戻らないので 
翌朝の出発前にと…仲間たちとある計画を立てました。

翌朝、ホテルの出発時間は11時。やや遅めの集合なので 
ホテルから比較的近い所にある【ソフィア王妃芸術センター】へ行く事に。
なぜならソコには…
ピカソの【ゲルニカ】があるのです。
この作品はピカソがパリ万博の為に制作依頼された物で
戦争への怒りと生命の尊重がテーマになっています。
そしてこの作品は “決してスペインから出さない事”とされてるのです。
観るならこの時しかチャンスはありません。
ソフィアの開館時間は10時。
タクシーで片道15分位だから 開館するのを待って入り、
他の作品を観たい気持ちをグッと堪え
【ゲルニカ】が展示されている部屋に直行!
20分後にはホテルへ戻るタクシーに乗らねばなりません。

とりあえず…開館前の入り口に着きました。

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ソフィアの前にオシャレなポスターが貼られていました。

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開館までする事が無いので みんなで写真を撮って遊んでました。

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さて…いよいよ開館。
目指すは【ゲルニカ】。

目の前にどーーーん!と現れました。
想像していたよりも随分と大きな絵で 絵から離れないと全体が見えません。
そして…テーマ直球!
戦争の悲惨さが そのまま描かれていました。
写真で見ている時は もっと揶揄感を感じていたのですが 
実物の大きさと迫力の前には そんなものは一切無く 
いたってタイトな作品だったのです。

↓【ゲルニカ】

ゲルニカ

【ゲルニカ】に魅入っていたら 監視員のオニーサンが近付いて来て
何か言ってます。
余りに食い入るように観ていたので怪しいヤツに思われたのかと思ったら
身ぶり手ぶりで、『バッグに気を付けて…』…ですと。

とりあえず 時間通りにホテルに戻り、バスに乗り込むと…
私達が【ゲルニカ】観にソフィアに行った事を聞き付けた他の人達が
『うわ~、私も観たかった~~』と口々に言うのを 
ちょいと良い気分で聞いたのでした。

      スペインに行ってみた ④ へ続く


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テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

スペインに行ってみた ②

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          *~* スペインの旅の始まりは御守りの準備から *~*

            【スペインに行ってみた ①】はこちら
            【スペインへ行ってみた】をはじめから読みたい方はこちら  


お待たせいたしました。
ようやく スペイン編スタートです。

写真の画像処理はもう メッタメタのままです。
もうどうやって頑張っても ピントが合わせられなくて諦めました。
みなさん ぼやぼやした画像ですが どうぞ見流してくださいませ。

さて先回も言いましたが…
今回のスペイン編 霊だの前世だのといったお話が苦手な方は
読むのをご遠慮くださいませ。
とは言っても 全編 そんな話ではありませんが…(-_-;)

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私にとって スペイン=南部…ということで 
なるべくグラナダを中心に南の地方を巡る旅を探しました。
で、JTBの
“情熱の国 スペイン周遊紀行”と銘打ったツアーに参加する事に。

実はこの旅 以前書かせていただいた【エジプトに行ってみた】で
ご一緒させていただいたメンバーと 是非 もう一度一緒に旅を…
ということで計画されたものです。
家庭の事情やオメデタ…といった理由で 数人は残念ながら
行けませんでしたが 殆どの方々と再会いたしました。 
エジプトには共に行ったelmoさんは 
家庭の事情で 残念ながらこの旅には御一緒出来ませんでした。
その代わりに 当時の職場の取り引き関係でお世話になったMさんが…
彼女も長年スペイン旅行が夢だった…という事でしたので 
一緒にいかが?と誘ったら その場で『行きますっ!』…でした。

↑の写真は 
ロンドンのヒースロー空港での乗り継ぎの待ち時間にカフェで。

相変わらず乗り継ぎだと時間が開いてて大変でした。
行き掛けでは買い物にうろつくのもなんだし…
結局 カフェに陣取って 何時間も時間をつぶしました。
まあ女性同士なので話は尽きず 待ち時間も楽しく過ごせました。


旅の準備も今回はヨーロッパということもあって 特別なモノもなく…
あると言えば ただ一つだけ…

 “御守り”

以前行ったエジプトで感じた 自分の前世との繋がりのある土地での
霊障的なものは 今回のスペインでも感じる事になるのではないか…
と、確信めいた予感があったので 姉だけでなく  
同じく縁あって共に行く事になったMさんにも御守り持参を推奨(笑)

こういう時に持って行く御守りには 何が良いか。

余り深く考えていませんが 
自分にとっ一番相性が良いモノなら 何でも良いと思います。
私が何を持って行ったのかと言いますと 知り合いが 
真言密教の御守りを作ってくれるというのでお願いしました。

手渡された封筒を透かして見ると 
人型に切られた和紙が入っているようでした。 
ふむふむ コレで何かの時には身代わりになってくれるという事か…
なんて思いつつ バッグに忍ばせてきました。
この御守りが活躍する事が ありませんように…と願いましたが
どうやらお陰で命拾い…なんて事になりましたので 有難かったです。

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マドリードの空港に着いたのは 22:15。
これは空港に飛行機が到着した時間なので 
入国審査とバゲッジの受け取りと…なんて諸々を済ませて
ホテルに着いた時には もう翌日の1時をとうに過ぎていました。
夕食は勿論無く 部屋に入って寝るだけ。
これはある意味ありがたいのだ。

というのも 当時は 長時間のフライトや 乗り継ぎだったりすると
どうしても機内食の回数が増えるし 動かないし やる事も無いので 
食事やら軽食やらオヤツやら…と出てくるモノをみんな食べてしまう。
どこかで食事を一回抜かないと 腹具合が元に戻らないのです。
だから着いた日の時間が遅く食事抜き…ていうのは 
コレで一気にお腹も時差も解消できるのですね。

ただ、お部屋に入ればやはり疲れを取りたいから 
シャワーを浴びたり着替えを出したり…
と、すぐに寝られるわけではないのですけどね。 


さてお部屋ですが…

入った途端に あぁ…やっぱり…って感じでした。
薄暗いし…
もともと 当時のスペインは それ程グレードの高いホテルがないので
(古城をホテルにしたパラドールとかは別として)
LOOK JTBでホテルをとっても 
これ以上のホテルはありません…って感じのようでした。
しかも 一番気になるお風呂場がこの暗さ…  

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ちょっと怖かったので 写真を撮ってみました。(笑)

シャワーも浴びたのですが どういうわけか 壁のうえの方に
レンガ一個分位の大きな通風孔が開いていて(格子も何も無く)
壁の内側の配管やら何やらが丸見えの状態。
で、その穴が ものすごく怖いのです。
何かが覗いているみたいで…
怖くて怖くて その穴から目をそ向ける事が出来ないでのす。
シャワーの水圧もものすごくて シャワーヘッドの穴が大きいのか
やたら大粒のシャワーなのですよ。
どんな感じかといいますと 
シャワーをひねったら 小石が身体に勢いよく振って来たような。
浴びながら 『痛たたたた…』(-_-;)
洗髪するのにも シャワーのせいで頭が痛いし 
だけど怖いから目も閉じれない…といった最悪のスタートでした。


翌日はマドリードの観光。

朝一番は プラド美術館。
絵画好きなら 一度は行ってみたい美術館ですね。

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スペインもアチコチにニャンコが居る国です。
美術館の入り口にも黒猫ちゃんがお出迎え…
え、朝から不吉ですって?…^_^;

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プラド美術館といえば…
ゴヤ、エル・グレコ、ベラスケスの作品がどっさりです。

ルーブル美術館の印象は 宗教画が多かったことですが
コチラはソレに加え 戦争や体制を揶揄したものとか 
なんか世紀末的な印象のものが沢山あります。
色合いも 薄暗いものが多く 
それがスペイン独特な泥臭さに通ずるものがあります。

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↓プラド美術館の中で…

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スペインは 光と影のイメージが強いですが、
それは 陽射しの強さだけから来るものでは 無いのです。

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↓コレは宮廷画家ベラスケスの最高傑作『ラス・メニーナス』
元の写真はボケてないのですが 
デジカメでどんな事してもピントが合わず諦めました。

王女と女官を描いているベラスケス本人が描かれていて
向こう側の壁の中央に掛かっている鏡に 
それを見守っている王と王妃の姿が写っている…という複雑な構成。
この絵を眺めている観客の目線が 
王女を見つめる王と王妃の眼差しにリンクするわけです。

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まるであたかも 王女の部屋の前に立って 
この風景を覗いているかのような気分になります。
というのも…この絵、画集では分からなかったけど 
こんなに大きいのです。
   ↓
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絵画に興味が無くても この絵を見た事がある人は多いのでは?
       ↓
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マリービスケットのマリーです。
間近で観ると ホントに可愛らしい…
プラドで見るまで知らなかったのですが、
成長したマリーの絵もあるのです。
       ↓
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マリービスケットというのは 日本の森〇製菓の商品名かと思ったら
どうもそうでは無いようです。
スペインのお土産にも このマリーがパッケージになった
マリービスケットが沢山売られていました。
この昔懐かしい バニラのハードビスケットの総称を 
マリービスケットと呼んでいるといっても良さそうな感じですが、
実際のところはよく分りません。

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エル・グレコの絵は スペインを旅していると一番多く目にするかも。
人体を描く時の独特な比率と影の描き方が印象的ですが 
モデルに精神病院の患者を使ったというのは有名な話ですね。
ちなみに エル・グレコの絵は あまり私好みではありません。
        ↓
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ムリーリョの『無原罪のお宿り』↓。
ムリーリョはスペインのラファエロと呼ばれているそうな。
この可憐な(?)マリアの姿が当時は人気だったとか…
でも 目がイっちゃってますよね…^_^;

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そして…子供の頃から 美術の教科書で観て 誰もが知っている
ゴヤの『裸のマハ』と『着衣のマハ』
  ↓
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ゴヤは私がもっとも好きなスペインの画家ですが、
宮廷画家だった頃の作品よりも、晩年の 作品の方が好きです。
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↓誰の絵なのか分かりません。^_^;
だけど 海外の美術館って フラッシュさえ焚かなければ撮影OKなので
綺麗な画の前だと つい一緒に記念撮影してしまう。(笑)
コレは日本人だけかと思うとそうでも無く…(笑)

019_20111205074334.jpg
  
TVや本でしか観た事無かった絵を 
ドッサリとてんこ盛りで観られる幸せ。

スペインの旅は 怖い事ばっかしじゃ無かったのよ~^^


お昼御飯は 早速パエリア登場!
ソレは次回。


      スペインに行ってみた ③ へ続く


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テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

スペインに行ってみた ①

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          *~* スペイン編を書くにあたって… *~*


さて…スペイン編を書くにあたって 
写真を引っ張り出して一通り眺めてみました。

私は常日頃 もう一度行きたい国は?と聞かれれば
“スペイン”と必ず答えて来ました。

そもそもスペインに行ったのも 子供の頃からの憧れで
いつか行ってみたい国…だったわけです。

でも こうしてあらためて写真を見ると それ程の感激がないのです。
しかも これまでの旅の様に それ程記憶にも残っていない事が多く…
それどころか 妙だな…という感覚の方が強くなって来るのです。

で、その事をじっくりと考えてみて 至った結論ですが…

スペインに行きたかったのは 
私の前世の記憶からだったのではないか…という事です。
いわゆる “血が騒ぐ”というヤツです。

え~っと…
“前世”だとか“霊”だとか…そういう話が苦手な方は ゴメンナサイ。
だけど このスペインの旅は 
その事と切り離してお話しできない事ばかりなのです。

この後 読まれて『信じられない!』とおっしゃる方も沢山いることでしょう。
逆に共感される方もいるかも…
どちらにしても 私の体験した真実を書かせていただきますので
ご自由にお受け止めください。

ライン_3

スペイン旅行のコースには色々あって、短いモノだと
マドリードを中心に 都会的なバルセロナがメインのコース。
でも私が行きたかったのは南部のほう。
マドリードをずっと南下して グラナダ方面を巡りたかったのです。
ジプシー(この言葉は今、差別用語なので この先はロマと言いますね)
…の息吹を感じられる地方が たまらなく恋しかったのです。
もしかすると 幾度も繰り返す人生の中で この場所に生きた時が
一番 活き活きと過ごしたのでしょうか…
それとも…一番悲しい場所だったのか…
おそらく その両方だったのではないかと今は思っています。

ごめんなさいね、妙な話の展開で。
この前置きは 旅行記にお付き合いくださる方にも、
自分にとっても必要な部分なのです。

勿論 妙な出来事ばかりではなく 
普通に感動し 楽しく過ごしましたのでご安心ください。


何はともあれ…
これまた私と同じく 常日頃 スペインにはもう一度行きたいと
言っていた姉に ちょっと気になり聞いてみました。
『スペイン旅行の中で 一番 記憶に残っている事は何?』
それは同時に私自身への問いでもありました。

姉は間髪いれずに 『アレ…かな。』
聞いた私も 『やっぱり? アレ…だよね?』

美しい風景もいっぱい観た。
毎晩フランメンコを見る為にタブラオ通いも楽しかった。
ガウディも感動した。
それなのに…“アレ”です。

その“アレ”の時に 旅行記が近付くまでには 
心を落ち着かせようとおもいます。
私にとっては エジプトでの体験とは まったく違う次元のものなので…
気持ちの準備が必要なのです。


さて 次回は いよいよスペインへ。  


      スペインに行ってみた ② へ続く


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