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命あるものは みな愛おしく…



ニャンコやワンコと生活をしている方は 沢山いらっしゃいますが
皆さん、そのどんな仕草がお好きでしょうか。

足元から見上げられる…ハートわしづかみです。

何を想ってか てってってと急ぎ足で向こうに歩いていく後ろ姿…
ちゃんと何か考えているという事がカワイラシイ。

名前を呼ぶと『よんだ?』って顔しながらやって来る…
その真っ直ぐ見つめてくれる眼差しに 両手で顔をムニムニ~ってやりたくなる。

寄りかかったり 身体の一部を預けてウトウトしている時…
その触れている部分から ジワジワと温かいモノが伝わってくると
たまらなく嬉しく優しい気持ちが湧きあがって来る。

中でも私が大好きなのは…後ろ姿。

私が後ろにいるのを知っていて コチラに背を向け窓の外を見ている。
無言の信頼感と空気感も心地良いけど 
何よりも その小さな頭がひたすら愛おしい。

20120224_12.jpg

私が子供の頃の家の中の風景を思いだすと ソコにはいつも猫がいる。
小学生の頃 学校で書かされる作文はいつも猫と姉の事だったので
ある日 担任の先生に『もっと他の事を書け!』と怒られた。
自由に書いて良い作文なのに、なんで怒られるのか分からなかった。
だってその頃の私にとっては それが私の世界の全てだったのだ。
 

実は私の子供時代は悲惨なコトばかりで 
今 改めて思い出しても 楽しい思い出は真っ先には浮かんでこない。

毎晩 布団の中で泣いていた事。
学校の帰り道にある小さな溜め池にいつも立ち寄り 
水際に足を一歩差し入れては 怖くてその先に進めなくて死ねなかった事。

元々子供嫌いな父とは殆ど会話することも、手を引かれた事も無く 
そんな父に不満を持つ母は 嫌な事があるといつも私や姉に八つ当たりした。

ある日 姉が学校から帰宅すると 母が泣いていた。
当時中学生だった姉は 陸上の高跳びの選手で 
地区大会で優勝する位の実力を持っていたのだけれど…
姉が泣いている母にどうしたのかと問うと、
『お前の帰りが遅いからだ』と言った。
姉はその言葉を信じ、あんなに好きだった陸上を辞めた。
後で知った事だけど、その時母が泣いていた理由は父との喧嘩だった。

またある日 父と喧嘩をして泣いている母が 朝、登校する私に言った。
『Aちゃんが学校から帰る頃には ママはもう死んじゃっていないからね』
その時私は まだ8歳。
一日中 授業が身に入らず 今こうしている間に 
母が死んじゃうのではないのかと気が気では無く 学校が終わると走って帰った。
帰ってみれば母はケロリとしているのだ。

そうやって母は 自分の命を盾に 私達姉妹を脅迫し続けた。


今でも忘れない事…いや、絶対に忘れてはならない事がある。

冬のある雨の晩…私は高校生。
いつもの様に父は理不尽な事で母と口喧嘩を始め 
私はたまらなく悲しくなり泣いた。
 
突然泣き出した私を父はなじった。 
もう限界だった。
私は家を飛び出し雨が降る裏庭で わぁわぁと声をあげて泣いた。
この時初めて声をあげて泣いたのだ。

幼い頃から 毎晩のように布団の中で泣いたけど 
一度だって声をあげた事は無い。
声を押し殺して泣くと 胸がぎゅぅっと痛くなる。
痛くて苦しい胸を腕で抱えこみ 丸くなって寝た。

冬の冷たい雨が セーターに浸み込んだけど 
初めて声をあげて泣いた事の解放感に ちっとも冷たく感じなかった。
姉が私を迎えに来た。
泣きながら部屋に戻り まだ泣いている私の所に母が来た。
母は部屋の入り口で
『私が何をしたって言うのっ!』と金切り声をあげた。
…心がスッと冷えた。

私の勉強机の引き出しには いつも剃刀が入っていた。
手首に押し当てては あの幼い日の池の様に一歩が踏み出せず
リストカットする事は出来なかった。
それでは死ねない事という事は 大人になり色々な情報が入るように
なってから知ったが、当時の私はそうは思わなかった。

剃刀を引きだしから出そうとした時、姉が部屋に入って来た。
手に薬を持っていた。
姉は言った。
『一緒に死んじゃおうか… これ、二人で飲もう…』

その時 初めて姉も苦しんでいた事を知ったのだ。
私と姉は7歳年齢が離れているので 
お互いがお互いの苦しみを知らなかったし 相談も出来なかった。
自分の苦しみを全部分かってくれる人が すぐ傍にいた事を知り
死ねない…と思った。

私と姉の絆は この時生まれた…と言っても過言ではない。 
 
20120224_13.jpg

この日以来、私は“死ぬ”という事を考えなくなった。
だけど 精神的な親の呪縛から解き放たれるのには時間が掛かった。
本当の意味で 解き放たれたのは 
離婚をして一人で暮らすようになってから。
一つ一つ 自分で納得しながら判断し、決めて生きてきた。
親の事も 他人のように冷静に見る事が出来るようになった。

インディアンの生き方や世界観も助けになった。
アメリカの大草原で 
今 自分の意志でココに立っている事が真の幸せだと気付いた。

そう 何処に居て何をやっていても 
自分の意志でソコにいる…
その瞬間が かけがえのない幸せなのだ。
その一見 見過ごしてしまいそうな幸せを 一つずつ一つずつ大切に
拾い上げ 胸に抱き 残りの人生を生きて行こうと…

だから 姉の人生の傍らに、私がいる事を…
私の人生の傍らに姉がいることを、感謝してやまないのです。

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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

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