棒差し【インディアン・ビーズワーク】

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以前、インディアン・ビーズワークの魅力の一つには 
“グラデーション”もあると言いましたが、
勿論 グラデーションの必要のない模様も沢山あるけど
中でもこの手のヘア飾りは やっぱグラデーションしてた方が好き。

インディアン・ビーズワークの中で 唯一男性が身に付けられないコレ。
ヘア飾り。
バレッタだったり棒差しだったり…

日本にもロングヘアの男性もいますけどね~、
少なくともインディアンの男性は絶対に付けないでしょう。
紙を伸ばしているインディアンの男性は多いですけど、
日本ではよく見掛けるコンチョ付きのヘアゴムですら 
女っぽいと言って使わないのが普通。
彼等にとって髪は 精霊が宿る特別なモノなのですよね。
なので 普段ゴムでくくっていたり 編んでいたりする髪も、
セレモニーの時は ほぐしています。
私の友人は 街に出かける時に ちゃんと三つ編みにして、
『インディアンはだらしないと言われたくないから キチンと結ぶんだ』
…と言います。 

20110802_1.jpg

ビーズワークを施すヘア飾りは色々ありますが 私が一番好きなのが
この“棒さし”
かなり大きなものでも 髪に付けられるから。
ヘアバレッタだと 使い方が限られて来ますしね。

材料も色々あります。
画像のモノはクリア・シードビーズだけですが、
ヘア飾りによく使われているものに“クイル”があります。
“クイル”というのはヤマアラシの針で、
コレを染めて色々な物に加工するのですが…
私は染めずにそのまま使うのが好きです。
ただね…この“クイル”はクセモノなのですよ。

初めて買った時はネット注文したのですが…オンスで書いてあったので
実際の量がイマイチ…というより全く分らず、適当に注文したのです。
で荷物が到着。
勿論 他の物も一緒だったのですが…箱を開けたとたん、異様なモノが…
スーパーのレジ袋の様なものが入っているのだけど、
そのレジ袋自体がヤマアラシになった様に針が全部飛び出てツンツコ状態。
こんな袋に入れて送って来ること自体 やられたワ~って感じでしたが…
そして袋を突き破った針が 箱中に散乱して ウッカリ手を突っ込んだら
思いっ切り刺してしまった。
しかも針の先は鉤になってるので 引っ張ってもなかなか抜けず…
焦ったのは ヤマアラシの毛とかも混じってるし…何よりも臭い。
こんなの指に刺してしまって 変な病気にならないだろうかと 
必死で指を消毒しました。

このヤマアラシの匂いなのですが、どんな事しても抜く事が出来ず…
もう諦めて箱に封印。
まあ、染色の薬品に浸けてしまえば分らなくなるだろうとは思うけど。
どんな臭いか気になりますよね?
一言で言って 汗臭いオヤジ臭です。(笑)
勿論 ちょっとだけ出して処理済みのモノがあるので 
ソイツでヘアバレッタとか作りましたけどね。
近々 また使って作りたいなと思ってます。


私はクリアビーズを使うのが好きです。

20110802_4.jpg

透けないマットビーズの方が 存在感のあるものが出来るけど、
クリアビーズでなければ出ない魅力もあるのですよね~

部屋を片付けながら 沢山出て来た色々なビーズや材料。
ビーズだけでなく いろんな色の馬の尻尾。
フリンジの先に付けるとシャラシャラ鳴るコーンや 金属パーツ。
貝のボタンにコンチョ類…
骨でできたパイプビーズ…
コレらの材料は (シードビーズはともかく)
インディアンクラフト以外では 殆ど使われる事は無いでしょう…
ヤレヤレです…

それらを眺めているとアレコレと作りたいモノが頭の中に湧いてきますが
いかんせん時間が 足りません。
他にもやりたいモノがいっぱいだしね。
まあ、チョコチョコとやって行くつもりです


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テーマ : ビーズ
ジャンル : 趣味・実用

コメント

綺麗・・・

すごーい。これ作ったんですか?
とっても大変そうですね?
私には無理かも?(^_^;)
綺麗な模様ですねー色合いも好きです。
インディアンクラフトもいろんなものが
あるんですねー
楽しそうだなー

マーズ 様

以前作って愛用していたモノなんですが、
ちょっと破損したので放ったらかしになってたんです。
今回ビーズケースに手が届くようになったので修理しました。(笑)
マーズさんは髪の毛 長いですか?

模様は行き当たりばったりで作って行く事が多いので 出来上がった時に綺麗だと嬉しくなります。(笑)

>インディアンクラフトもいろんなものが
あるんですねー

そうなんですよ。
実用的なモノだと バッグとかポーチもありますが、
あまり男性的なテイストなのを作らないようにしてます。
(注文があれば作るけど…)
そういうのは 私でなくても カッコよく作ってくださる方々が沢山いらっしゃるので。^^

バレッタ良いですね。
クリヤー系のビーズは自分も良く使いますね。
オパークには無い深みが出たり、角度で透過するのが
アクセントになったりで。
まあ、革に縫い付ける場合は下地の色の絡みも有りますけどね。

クイルのオイニーは何かいい方法無いですかね。。。
今度心当たり有りそうなヒトに聞いてみましょうかね。
LAKOTAの人達はどんな処理してたんでしょうか。
ん~。。。

NAKATA 様

LAKOTAの人達は そもそも匂いを気にしてないかも…(笑)
所詮 染めてしまいますからね~
LAKOTAの友人に何を使って染めるのかと聞いたらら、スーパーに売っている毛染めだと言ってました。^_^;
向こうのヘアカラーは色々な色がありますもんね。
確かに布とかに使う染料よりも ヘアカラーは良く染まりそうです。
封印された箱には 赤文字で“クイル・注意”と書いてありました…(笑)
ガムテを剥がして中を見る勇気がありません…(-_-;)

笑)もはやノリが紫頭のオバちゃん。。。ww
煮沸とかブリーチなんかどうなんでしょうね。

>LAKOTAの人達は そもそも匂いを気にしてないかも…(笑)

・・・オイラもそんな気はしてました(爆

NAKATA 様

>笑)もはやノリが紫頭のオバちゃん。。。ww

はは、その位当たり前なのが羨ましいですよね。(笑)

加工前のクイルって、先端の針の部分が ちょっと焦げたような茶色をしてますよね?
ソコが好きなんです。
きっとブリーチしたら色が抜けちゃうかも…
で、以前 医療用アルコールに漬けといてみたんですよ、殺菌も兼ねて。
全然 匂い取れませんでした。(爆)

気が遠くなるような、緻密な作業ですね。
ビーズに針を通して、刺していくんですか?
針も、細いものでしょうね!

“クイル”も、刺していくんですか?
どのような作品になるんでしょう。
いつか、見せてください(*^_^*)

私のビーズ・・・というと、
スワロフスキーで、簡単な携帯ストラップや
娘や若い友だちのためのピアスを作ることくらいです。
根気ないです(^_^;)

kukka 様

↑で使っているビーズは 私が一番使うサイズで
11/0)なんですが、厚みが1mm強って位でしょうか…
でもコレは比較的大きい方なんですよ。^_^;

>針も、細いものでしょうね!

そうなんですよ!
普通にお裁縫で使うモノとはまったく違います。
糸を通すところも 大きいとビーズから抜けなくなっちゃうから細かくて…
(糸を通す頭の方も指に刺さる位)
慣れると見なくても糸を通せるようになるんですけどね。(笑)

細かいモノになると針も 手芸用の細い針金よりも細いのですよ。
使って行くうちに指に馴染んでしなやかなカーブを描くようになった頃…ポキ…と折れます。^_^;

クイルはクイルワークというのもありまして、潰して染めて(リボン刺繍のイメージ)使います。
ビーズと合わせて使う時は 潰さないまま使う事が多いですけど、
簡単に針で突き通す事ができるんですよ。
ちょっとしたアクセントになって良いんです。^^
いつかお見せしますね。

kukkaさんもビーズでアクセとかつくられすんですね~
スワロも綺麗ですよね。
また今度、作品を紹介して下さいな~^^

すごーい!

ステキ!ステキ!
わ~っ、こんなの作っちゃうんだ~っ!!
この前、インディアンビーズの本をググッてみたよ。

でも、AISYAさんみたく、可愛い感じのなくて・・・

普通のビーズはつくるんですけど、
またこれはこれで、いいですよね!!
(^0^)

idems5 様

こういうインディアン・テイストのヘア飾りも
ちょっとオンリーワンな感じで良いでしょ?^^
サイズも大きくなればなるほど カッコイイの。
idems5さんもビーズ細工 されるんですか~^^

そういえば、こないだAngela(Swedberg)さんにメールした時に、
quillの臭いの処理とかはどうやってるのかって聞いてみましたよ。
彼女は洗剤と漂白剤使ってるそうです。
後は、捕れたばかりのポーキュパインを使うのが良いと。
そこは既に無理ですがね(笑

やはり染めちゃうからそうゆう処理なんでしょうね。

NAKATA 様

やっぱ漂白剤ですか~~(-_-;)
染めちゃうなら良いですよね。

>捕れたばかりのポーキュパイン…

ww!!(爆)


現実には 染めて潰して重ねて…なんてクラフトやっても
さんざ苦労するわりには 見栄えが大したことないですよね~
知らない人が見たら 何コレ?ってシロモノですもんね。
私的には 潰さず ビーズワークと一緒に そのままの姿で使うのが好きなので 
ちょっとあれば充分足りちゃうんですけどね~。(笑)

まあ、小物は見た目もビーズに比べれば素朴ですしね。
知ってるコッチ側からすると「おっっクイルだっ!」ってテンション上がるんですけどね(笑
かと言ってアート・ショウに出展される様な大作なんて中々お目にはかかれないし。
やはり、ダイイング・アートなんですかねえ。。。
嗚呼、寂しいww

話は変わってAISYAさんこうゆうのは作ったことありますか?

http://www.turquoisevillage.com/zuni-indian-beadwork-c-1

中ってどうなってるんだろ・・。芯材とか使って編んでってるんですかね?
芯材も自分で作るのでしょうか。・・・謎ですww
まあ、peyoteは性に合わないんでやらないですが(笑

NAKATA 様

>中ってどうなってるんだろ・・。芯材とか使って編んでってるんですかね?

わっ!すごいですね!
私自身はライターケースとか、キーホルダーやヘア用の棒差し飾りの部分位しかやらないですけど、実物は見た事あります。
コレ自体 芯が無いと どこ編んでんだか分らなくなっちゃいますよね?

向こうの知り合いのご夫妻は 共にインディアン・クラフトの名人なんですけど、
彼らのお宅に訪問した時に 部屋の中のちょっとした小物の幾つかに ピッチリサイズでコレしてあったんですよ。
彼らの性格からして 中身は既製品かも。(笑)
日本人と似ていて あるモノを変身させるの得意だし。w
カッチーナは 単純な形だから中身はお手製だと思うけど、
動物は違うと思うな。^_^;
向こうって こういう木彫りとか沢山あるし…

私も苦手です…(-_-;)
柄の組み立てが???で…
どうしても必要がある時は もう苦痛で苦痛で…

これはZUNIなんですよね。
ZUNIはカチーナもNAVAJO程ではないですが作りますから、もし心材があるなら
カチーナと同じコットンウッドとかで削りだしてるのかなあって思ったんですが。
でも、馬なんかよく見ると同じポージングしてるのがあったりなんで、
やはり既製品かなあとも確かに思いました。
ウ~ンww

>私も苦手です…(-_-;)

あ、やっぱりでしたか(笑

NAKATA 様

>馬なんかよく見ると同じポージングしてるのがあったりなんで

ですよね。
私も真っ先にそう思いました。
elkの角もビーズでカバーしたんだろうな~って感じのアンバランスはな太さに…(笑)

見えない所は何でもOKって感じのモノは 自債多いですよね。
細部や見えない部分にまでこだわるのは 日本人位かも。
POWWOWの衣装とかも素晴らしいな~って思いますが
よ~く見ればプラスチックビーズだし、
皮にビーディングしてあるのかと思ったら 不織布だったり…
彼らを尊敬するのは そんな貧しさの中でも 身の丈に合ったモノを作り、孤高のプライドを持っている…という事。
以前、サンダンスに招かれ 見学していた時に その会場に来ていた男性に声を掛けられたのですが、
自分のトレーラーに作品を見に来てくれというのです。
ソコで彼が誇らしげに見せてくれたモノは
不織布にビーディングされた スポーティッドイーグルの絵で、まだ仕上がっていなかったけれど 最終的には衣装の一部なんだろうな…
その時の誇らしげな彼の顔が忘れられないです。
この“誇り”があれば 鹿が使え無くて豚や山羊だろうが 布や不織布だろうが 羽根の扇の中身がボール紙だろうが…何も変わる事は無いのだな…と。
でもそれは彼らが作れば ホンモノになり、私達が作ればニセモノになるわけで…
そのあたりが悔しいですね。
身体に流れる血に敵わない…という事が。
インディアン・クラフトをやってると 常にこういうジレンマがありますね。
NAKATAさんも同じ想いではないでしょうか…
でね、誰がなんて思おうと、
自分のこの手で作ったモノは本物だ!と思うプライドを持とうと決めました。
なので私は何の材料で作っても これでイイのだ!と思えるのです。 (笑)

確かにそういった部分は大らかですよね。
もともと、交易や渡米してきた外国人との接触からもたらされた文化等、
上手く取り入れて昇華させてきた彼等ですからNo problemでしょう。
今までの陰惨な歴史の中でも取り込めるモノは吸収する。
その強かさがあってこそ今日に至るのだと思います。
スペイン人の侵略がなければジュエリーも存在しなかったろうし、
ビーズだってヨーロッパから来たものですしね。
ただ、それが良い悪いではなく今、目の前のモノが現実。
それが重々解かった上での彼等のプライドなんだと思います。

>インディアン・クラフトをやってると 常にこういうジレンマがありますね

ホントそうですよねえ・・・ww

確かに我々が作ったモノはインディアン・クラフトでは無いです。
自分で作ったモノをインディアン・クラフトとは言ったこと無いです。
でも、彼等はコチラが真摯な姿勢で作ってるモノは認めてくれますよね。
それはAISYAさんもよく解かってるでしょう。
最終的には国や文化や人種を超えた所に目標があるんではないかと。
何か、壮大な事言ってますが(笑
僕が最初、AISYAさんの作品見た時、所謂日本人が作ったソレとは
全然違う、完全に向こうのフィーリング持ってるモノだったので
凄くギクッとしたのを覚えてます。
こんなの作れる人が日本に居たんだって。

経験や精神性も大事ですが文末の部分。
とても大事な所ですよね。
納得しました。だからか~って(笑

NAKATA 様

そうなんですよね。
今インディアンクラフトとして成り立っているものの殆どは みんな 
淑女はこうあるべき…として強制的に教育されたモノが元ですものね。
スターキルトなんてモロです。
それらを吸収して確立した彼らの柔軟性=強さでしすよね。

>でも、彼等はコチラが真摯な姿勢で作ってるモノは認めてくれますよね。

そうそう。
実際のトコロ 逆にコチラが恐縮しちゃう位受け入れられちゃう。

まあそんなトコロが ヨーロッパ人に
『軒先貸して母屋取られる』ってな事になってしまったんですけどね。 

>最終的には国や文化や人種を超えた所に目標があるんではないかと。

スーの友人がよく言う言葉ですが 
『私たちには凄惨で残酷な歴史があるが、どうかその事を 悲しんだり 可哀相だとか思わないで欲しい。
なぜなら ソレはすべて過去であり、私達の前には いつでも“今”しかないからだ。』 

この言葉を自分の中で よ~く反芻していると
なにか見えてくるモノがあるんですよ。
だからと言って 彼らが過去を忘れる事が出来るわけでは無く、私達に向けて “今”の自分たちを見て欲しいと言っている。
コレが本当の“プライド”だと思いましたね。

だから70歳超えても 
『離婚した(元)妻は 別の家で面倒を見てるからNo problem。だから結婚しよう。』
…などと 平気で私に言えるのだな~~と。
あ、違う? (爆)
ってか 全然 No problem じゃないし。(-_-;)
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