巴里に行ってみた  ⑭

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         *~ いつの日か また ~*

            巴里に行ってみた ⑬から続く
巴里に着いたあの晩、
残りの日数を どう過ごそうかと不安で一杯だったけど、
気がつけば いつの間にか時間が過ぎて、
滞在できるのもあと二日となり、
街を散策しながら 行きそびれていた所をまわる事にしました。

          

最近、お菓子作りの小物やラッピング等、
パリモチーフのモノが人気ですよね。
そういう私も大好きで、そんな蝋引き紙やセロファンを見つけると
つい買ってしまいます。^^

100均に売っているエッフェル塔グッズも 
かなり充実しているのを御存じですか?
ちょこっと飾るのにいい感じのモノが沢山売ってます。

で、100均に売っているエッフェル塔ではなく、
巴里のエッフェル塔です。

全景が写真に収まる広場は人気のスポットですが…物売りも凄い。
絵葉書の束やら持ってシツコイ、シツコイ。
なにしろ向こうは 相手が東洋人だと言うだけで小馬鹿にしてますから、
断っても断っても 全然 気にすることなく土産物を押しつけています。
はっきり言って 
エッフェル塔をのんびり眺めて巴里にいる実感を味わう…
な~んてこと、今風にいえば まったく あり得ない。

↑の写真の下の方にも ぶらついている男性が二人写ってますが、
カップルでもなく、女性でも無く、仲間も一緒でなく…
そんな人がいたら 全部 物売りです。(-_-;)

悲しい事に ソイツ等のお陰で 
エッフェル塔のイメージがモヤモヤとしたモノになり、
エッフェル塔 = 土産売り  
…と定着してしまいました。^_^;

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ノンビリするならココ…リュクサンブール庭園。
本当に美しい庭園でアチコチに椅子が置かれていて 
とても明るいイメージの庭園なので くつろぐ事が出来ます。
ゆっくりと小説でも読みたかったけど、読んだ本は【地球の歩き方】

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一見無造作に見えるけど、こんな花壇が好きで憧れます。

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リュクサンブール庭園の周りも、
ソルボンヌ大学が近いので 落ち着いた雰囲気でいい感じです。
↑の大きな並木道…マロニエの木です。
こんなに大きくなるんですね~

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早朝にセーヌ川を散歩…なんていうのも止めた方が無難。
犬のフンだらけで 川を眺めてボンヤリ歩いていると…
ホテルに戻れない靴になってしまいます。(-_-;)

 歩道にも…わんちゃんのお散歩用の 指示標識があります。

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そうそう…
この日、この旅で初めてファーストフード店に入ってみました。
マクドナルド。
マックならば セールストークは共通のはず(勝手に思い込んでいた)
興味半分で入ってみたのです。
それに 日本のメニューと同様、
写真が付いていれば 指差しすればいいくらいの気持ちで…

ボンジュー…と入って行き カウンターへ。
で、メニューを指差そうと思ったら…なっ…ないっ、写真がっ!
気を取り直し、英語で フィレオフィッシュをくれと言ってみた。
通じたようで見慣れた包みが出されました。
ふとカウンター脇を見たら、
大きなフードパックに入った野菜サラダがあるのです。
当時、日本のマックには無かったので ソレも買ってみました。
ホテルに戻り、夕食代わりに食べようと 包みを開くと…
なんともトホホなフィレオが…
中のフィッシュフライは これでもかと揚げてあり、
焦げてはいないのに、ガリガリで歯が立たず、
衣の中で魚の身が縮んでいました。
そして、タルタルは ほんのチョッピリ。
殆ど味が無い状態で食べねばなりませんでした。
私が東洋人だから こんなのを出されたのか、
もともと こんなもんなのか 今となっては知る由もありません。


こんなトラックの赤も 巴里の街並みに映えますよね。

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巴里 最後の晩、いつぞやの女性二人と待ち合わせ、
レストランに行く事に。

この時も医大生の彼女のリサーチによる パキスタン料理の店へ。
なんで巴里でパキスタン料理なんだ…と思いましたが…(笑)

実際、バターまみれのフランス料理よりも 
スパイシーなパキスタン料理の方が私は美味しかったですけどね。

おまかせのコース料理を頼みました。

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ここのお店のパキスタン人のオジサンのが楽しくて、
食事は楽しく進みましたが…
↑の写真のお料理の皿に乗っている人参のタワーが見えますか?
三人で悩みました。
これはサラダなのか…
だとしたら 食べなければ失礼だよね…と。

爪楊枝で一個ずつ刺してあったので みんなで解体し、
ボリボリと食べ始めたら…
オジサンが慌ててやって来て 食べないでくれ…と。(笑)
なんとも中途半端な飾りですよね。

帰り際、店の外まで見送ってくれたオジサン。
私達にアレコレと 色々な注意をしてくれました。

リュックを背負っていたコには、背負わず前に抱えろ…とか、
ショルダーの私には ファスナーを開けられないようにと。
三人の顔を一人ずつ見つめながら、パスポートは決して盗られるな。
そして夜は メトロを使わず タクシーでホテルまで帰れと…。

こうしてわざわざ言ってくれるのは 
実際にそういう事件が多いからなんでしょうね。

私達の姿が見えなくなるまで見送ってくれていたオジサン。
今でも元気だといいな…
旅先で こういう人情に触れると 本当に心が温かくなります。

旅の醍醐味は 人との触れ合いにあると思うのです。

特に 表情の乏しい日本人はアクションも少ないし、
言葉も必要以上には声を掛けない。
これはやっぱ 外国人からみたら不気味でしょう。

勿論、コミュニケーションをとるとは言っても、
日本人は未だ お金持ちだと思われていますから、
犯罪に巻き込まれないように 用心は必要ですが…
その辺りを 自分で見極めた時、思い切って飛び込んでみると
今までとは まったく違った色合いでまわりが見えるんですよね。

私はこの旅で ホントに大きなモノを得たのでした。
人間って、
誰にも頼る事が出来ない状態で こういう所にポンと放り込まれると、
普段 自分がどれだけ沢山の人達に
依存して生活しているのかがわかるし、
困難にぶつかっても、ちゃんと立ち上がれる力もあるのだと…


いつか再び この街を歩きたいな。
その日まで…

   “  オルヴォワ~  ”



        巴里に行ってみた ①へ 

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巴里に行ってみた  ⑬

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         *~ ミレーとナポレオン ~*

            巴里に行ってみた ⑫から続く


午前中にベルサイユの行きのオプショナル・ツアーに行った後、
巴里市街に一旦戻り、午後に乗車予定の
バルビゾン、フォンテンブロー行きのパスに乗るまでの時間を利用して
手早く昼食を済ませました。
巴里のバケットサンドは ホントに美味しかったな~

さて私が申しこんだバスは、日本人ガイドが付くものだったので、
当然 乗り合わせている人達はみんな日本人。
ここで、ちょっとトラブル。

運転手さんが何か言っています。

ガイドさんの説明によると、“バスの中でモノを食べるな”
…という事らしい。

丁度 昼過ぎに出発のバスだったので、車内で食べながら行こうと
昼食を買いこんで乗った人が結構いた様子。
ふと周りを見回すと、通路をはさんで 私の斜め前の女性も
カフェで買って来たらしいクロワッサンを食べていました。

日本人は 乗り物に乗ったら何か食べる…という人が多いのだそうです。
そう言われれば…ですよね。
物見遊山には美味しい食べ物も付き物の文化を持ってますからね~

で、そのクロワッサンを食べていた女性、パンを入っていた菓子袋に戻し、
バッグの上に置きました。
ジロジロ見ていたわけではありませんが、コチラは一人旅。
話す相手もいないので つい周りを観察してしまいます。

そのパンを置いたバッグに目が移りました。
お~シャネルの新型バッグです。

当時はバブルが終り掛けの時代でしたので、
旅先のブランドショップに群がる日本人はすごかったものです。
老舗デパートのギャラリー・ラファイエットのエルメスコーナーなんて
行った時には まるでバーゲン会場かと思う位の人混み。
勿論 ほとんどが日本人。(今だったら中国人かも)

路面の店でも然り。
シャネル本店の通り向かいで コーラを飲んでいた私は(笑)、
妙な光景を目撃。
店内には ジーンズ姿の日本人のグループが…
そこに一台の高級車が停まり、
中からシャネルスーツに身を包んだ素敵なマダムと
上品そうなワンピースを来た中学生くらいの少女が降りました。
二人は店員に出迎えられ店内に。

この光景を見た時に、
この国の人たちの文化を犯しているような気分になったのです。
いつだかTVで フランスでは エルメスのスカーフも、
親子代々贈り継がれていくと聞いた事が。
その位 ブランドのモノは高価で 大事に扱われているのです。

なんでこんなお話になったのかと言いますと…

話は戻って、バスの中で私の斜め前の女性…
おそらく巴里に来てから買ったと思われるその シャネルの新作バッグ。
美しいモスグリーンのヌメ革にお馴染のステッチ。
その上に無造作に置かれた 紙袋入りのクロワッサン。
私は心の中で『良いの?』…なんて その彼女に言ってました。(笑)

さて バスは目的地の一つ、バルビゾン村に着きました。

シャネルバッグの彼女。
バスを降りようと、バッグの上の紙袋を持ちあげたら、
バッグの表正面に 見事にクロワッサン型のバター染みが…
一生懸命 ハンカチで擦ってましたが、ヌメ革なので無理でしょう。
(ほら、やっぱりね!)
…と私の心の声。
この後、ミレーの家を見学したんだけど、
バッグの事が気掛かりで 家なんて目に入らなかったかもね。(笑)

        

↑の写真はミレーの家。
とても小さな家で、蔦が赤く紅葉していてとってもキレイでした。

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可愛い表札も見つけました。

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古いおうちが立ち並ぶ地区なので、車庫が無く、どこのお宅も路駐。
でもこんな車だと 何となく絵になります。

もう一つのお楽しみは フォンテンブロー城。

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キラキラ内装のベルサイユと比べると一見地味~なお城。
だけど 一歩足を踏み入れると魅了されます。
このお城は中世からナポレオン三世の時代までの歴史が
ずっしりと詰まっています。

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内装もベルサイユとは また違った美しさ。

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歩いているだけで とても落ち着いた気分になれます。

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色々な時代の王様に愛されたのが 分かる気がします。

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美しい螺旋階段の上には天窓があり、
下のモザイクタイルを照らしています。
コレはお気に入りの写真。

ベルサイユは もう御馳走様だけど、
フォンテンブロー城は もう一度行ってもいな~ 

そうそう…
この日、このお城の外階段で こんな人に逢いました。

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一番奥の右側が 荻野目洋子、手前右側が 風間トオル。
どうやらドラマの撮影だったようです。


巴里の旅も終盤にさしかかり、
お土産集めもしなくてはいけないし、街中もまだ行きたい所が…
ピッチをあげねばっ!

            巴里に行ってみた ⑭へ続く 
 

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巴里に行ってみた  ⑫

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         *~ オスカルは、いなかったけれど… ~*

            巴里に行ってみた ⑪から続く


巴里市街からベルサイユまでというのは ちょっと離れています。
でも、巴里といえばベルサイユ…
マリー・アントワネットが ベルサイユから御忍びで夜遊びをしに巴里に…
…って漫画ですね、ソレは。(笑)

折角の巴里なのですから、やっぱベルサイユぐらいはね~
行ってみたいじゃありませんか。

巴里の街中にある オプショナル・ツアーを扱っている代理店を訪ね、
二つのオプショナル・ツアーを申し込みました。
午前中に ベルサイユ宮殿めぐり
午後に バルビゾンとフォンテンブロー城めぐり 
一日 郊外で過ごす事にしました。

この日は 前日まで真夏並みの暑さだったのに、
急に寒くなり、風が半端じゃない冷たさ。
すべての服を着込んでも震えました…(-_-;)



↑の写真は、ベルサイユ宮殿の前で。
こうしてみると、やたら大きいので、街の広場で撮った写真みたいです。
午後に行ったフォンテンブロー城を観て思ったのですが、
当時 ベルサイユは 
やはりこの時代の最先端を行く建物だったのでしょうね。
とても洗練された建築だなと思いました。

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とはいえ、中に入れば どこを観ても金ぴか…
壁や天井を隙間なく絵画や装飾が施されています。

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ゴージャスなシャンデリアがいっぱい。
今は電気が灯ってますけど、
当時はここに蝋燭が灯されていたんですよね~

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でも豪勢にすべてのシャンデリアにを灯せば 
ソコソコ明るいかもしれないけど、スゴイ熱ですよね。
暑かっただろうな~
でも窓なんか開けたら 虫がドッサリと来そうだし、
実際 夏とかどうしていたんでしょうね。
 
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こんなに広い宮殿ですが、
宮殿内は観光客が歩ける場所は意外と狭くて やたら自由に
入れません。
部屋と部屋の間には 隠し通路が張り巡らされていて、
当時の情勢やら 怪しげなモノを垣間見る気がしますが…

マリ-・アントワネットの部屋は 思っていたよりも狭かったです。
ベッドも短い気が…
当時、みんな背が大きく無かったんですかね?
こんな狭い部屋で 沢山の人が観ている方に向かって
足を広げて子供を産まなきゃならなかったなんて、
同じ女性として気の毒ですよね~

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中庭に出てみれば…
向こうが霞んで見えない位の広大さ。

マリー・アントワネットが愛したという プチ・トレアノンの畑では
今でも野菜が作られていて、ベルサイユの売店で売っていたりします。

ベルサイユ宮殿は 出掛ける前は結構楽しみにしていたのですが、
行ってみれば…うう~ん…で、
初めのうちは うわぁ…なんて 豪華な装飾に目を奪われるのですが、
どの部屋も同じ様な感じなので 段々 飽きてきちゃいます。
短いフリータイムでは 庭も散策出来る範囲に限界が…

もう一度 巴里に行く事があってもベルサイユ宮殿には行かないかなぁ…  

オプショナル・ツアーには 一応 ガイドさんがついているので、
説明も聞けます。
ただし、日本人ガイドのバスを選ばないと、
チンプンカンプンというハメになります。

そしてバスは巴里市街に戻り、午後のバルビゾン行きのバスの時間までに
軽く昼食を取っておかねばなりません。

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カフェでサンドイッチを買い、近くの公園でランチ。
こんな大きなバケットサンドでも、パンが美味しくてペロリと食べられます。


バルビゾンのお楽しみは ミレーの家。
行ってみたかったんだ~



            巴里に行ってみた ⑬へ続く
  

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巴里に行ってみた  ⑪

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         *~ ショッピングは堂々と ~*

            巴里に行ってみた ⑩から続く


    

巴里の街をブラブラしながら ショッピングを楽しんだ日があります。

ショッピングと言っても 
エルメスやシャネルだとかのブランドショップではありません。

デスプレイや色合いが 巴里だな~って感じで、
ウィンドウを覗くだけでも楽しかったのです。

↑の写真は お気に入りの一枚。
オルガンの自動演奏の大道芸。
猫ちゃんも一役買ってます。^^

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シテ島の紅茶屋さんのウィンドウ。
今の私だったら こんなティセットも買ってるかも。
好みって月日と共に変わりますよね。

小さな通りは色々なお店があって面白かったな~
この頃の私は、それほど着るものに興味があったわけでもありませんが、
仕事柄トラッドスタイルが多かったのもあり、
ある店のウィンドウに目が釘付け。

シャツブラウスのお店でした。

素敵なシャツカラーに 綺麗な色のタイが組み合わされて、
何とも魅力的。
後で知ったのですが フィル ア フィルでした。
間口の小さなお店で 一人では みるからに入りにく~い感じ。
でも入ってみた。

『ボンジュー』

自分で勝手に商品に触れて良い店と、触れない方が良い店があります。
この店は後者…なんとなく。(笑)
ウィンドウにディスプレイされていたシャツがありました。
さて…問題はサイズ。

英語で 「自分に合うサイズが欲しい」と言ってみたところ…
私の首まわりをメジャーで測り、
店員のオバサンは、このサイズなら絶対に大丈夫だと言う。
(フランス語だけど多分そう言っていた。)
ここで言いなりになってはいけない。
と言うのも、私は人よりも肩幅が広く、ソコに加えて腕も長いのです。
『肩幅も腕も長いので、そのシャツを身体に当ててみたい』と言うと、
絶対に大丈夫だと言い張るオバサン。
『ワンサイズ上でないと 絶対に合わない!』と私。
根負けと言うよりも、
(そんなに言うなら当ててみなさいよ、このサイズだから)って顔で、
オバサンはそのシャツを私の肩に当て、袖を腕に沿わせると…
案の定!5cm位短かった。
オバサンは『オゥ~』と困り顔をしたので、
すかさず(ホラネ!?)って片眉あげて…
『ワンサイズ、大きいのを。』と私。
オバサン、首を横に振りながら『ウィ~』って。(笑)

フランス人は頑固です。
なかなか認めません。(笑)

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お花屋さんの前は 日本でも巴里でも やっぱり嬉しい。

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お花の色合いも 種類も なんだかオシャレに見えてきます。

今の自分だったら 
キッチングッズのお店に絶対に行ったら ず~~っと眺めてしまうと思う。

巴里で たまたま業務用キッチングッズのお店に入った事もありました。
散々 眺めて何を買ったと思います?
ピーラーです。(普通の)
勿論 今も愛用してますが、なんでそんなの買ったのか今でも謎です。

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ケーキ屋さんは どこもタルト系が多かったな~
一度買ってみましたが…
タルトなのに ドーナツでも持つ時みたいに紙で二つ折りに挟まれ、
有無を言わさず持たされて…
帰りの電車もそのまま…(-_-;)
日本でのパッケージに慣れていると、ちょっとコレは戸惑います。
日本はやはり サービス大国なんですね~。
ところでタルトのお味は…甘いだけでした。

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小さなハム屋さん。

大衆向けのショッピング・センターは楽しかった。
日本で言ったら、ジャスコみたいなトコ。

服の色合いも 日本で見掛ける同系色のモノと微妙に違い、
その微妙さが やっぱりオシャレ。
お値段も安くて ここでお土産用に沢山の服や雑貨を買いました。
今でもその服を持ってるんですよね~。


そうそう…みなさん、私が巴里に 着替えを持って行かなかった…
のを覚えていらっしゃいますか?
もしかすると、その後 どうしたんだろうかと、
ひそかに気になっている方もいるかしらん?

結局 着替えの為の服を買いませんでした。
暑かった日は 毎晩洗濯。
人間、段々 賢くなる…というか、根がサバイバル向けなのか…(笑)
朝までに 確実に服を乾かす事が出来る場所を見つけたのです。

それは…TVの上。

つまり一晩中TVをつけて、
洗濯物をTVに被せて その熱で乾かしたのです。
ちなみに 靴下のような小物は、スタンドのシェードの上。 

それに、ヨーロッパ独特の気候で、汗が流れるほど暑かった日もあれば、
翌日は 全部の服を着込んでも寒い日もあったりで…
とうとう服を買わずに済んでしまったのです。

ちなみに…私が毎日服を乾かしたTVは 
滞在の最後の方ではなんだか調子が悪くなり 夜中になると、
…ぷぃ…ぷぃ…ぷぃ…ぷぃ…
と、怪しい音を発するようになったのでした。(-_-;)



旅も後半になり、
この頃には お腹がすくと、果物屋さんでプラムやリンゴを買って、
歩きながら食べるのも平気になり、
メトロの入り口を通る時も、
自然に 後ろの人の為に扉を抑えてあげられるようになっていました。
(巴里の人はドアを通る時、
必ず 後ろの人の為にドアを押さえていてくれます)


折角の巴里…
ベルサイユ宮殿へ行ってみようか…



            巴里に行ってみた ⑫へ続く 
 

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巴里に行ってみた  ⑩

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         *~ ノートルダムの塔に昇る ~*

            巴里に行ってみた ⑨から続く

パリで美術館や博物館など 手当たり次第に観ようとすれば…
時間がどれだけあっても足りません。
一か月位 滞在が出来るのならそれも良いですが…
せっかくの巴里です。名所も行かねば…という事で、
この日はノートルダム寺院を目指して街の中をそぞろ歩き。

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街の中には こんなカフェがアチコチにあります。
昔は憧れた事もありましたが、
実際には 狭いし 窮屈そうだし…
何でこの人達はこんな所で くつろげるのでしょう…

思うに、個人主義だから他人が 気にならない、
席の出入りに困っている人がいても 気にならない…オハハハ…(-_-;)

とはいえ、軽食を食べようにもカフェしかないので、
私はカフェでサンドイッチを買って 近くの公園で食べてました。
お花も空気も綺麗ですしね。

街中でちょっと腰を落ち着けたいと思っても、
この頃は カフェに入るしかなかったのです。
だから 巴里の人は大きなバケットサンドでも 
歩きながら食べているのしらん…?(笑)

一見恰好は良いですけどね…観光客は止めた方が無難です。
慣れない大きなバケットサンドの中身に気を取られながら
水も持って歩いていれば…スリの格好の餌食です。(-_-;)

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大通りを一本裏に入ると…
可愛い色合いの 素敵なディスプレイのお店が並んでいて
ウィンドウを見ているだけでも とっても楽しい。

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      ↑ランプのお店のウインドウ。

ノートルダム寺院はセーヌ河の中洲シテ島にあります。

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橋の上からパチリ。
この頃はそれほどカメラに興味がなかったので、良い写真がないのです。
今だったら 撮りまくってますよ…きっと。(笑)

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ノートルダム寺院に着き、入口から上を見上げれば…
建物の装飾がとにかく素晴らしい。

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中に入り…お目当ての 薔薇窓…

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美しい薔薇色が映えるステンドグラスが2枚あります。

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北側のステンドグラスは暗いですね~(-_-;)

ノートルダム寺院の名物(笑)がもう一つ…
毎回 この『巴里に行ってみた』の頭と末尾を飾っている ガーゴイル。

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姿はちょっと怖いけれど…しぐさや表情がとっても人間的。
結構 愛嬌があるんですよ。

ただし…彼らに会うためには 
長~い長~い塔への階段をグルグルと昇らなければなりません。
降りて来る人とすれ違うのもやっと…
自分の後ろから昇って来る人がいれば、
休む事も出来ず 昇り続けなければなりません。(-_-;)

ヘトヘトになって昇ってみれば…巴里の街が一望!
うん、頑張って良かった…と思えます。^^


ちょい疲れ…甘いものが食べたくなり…
このシテ島にある人気のジェラート屋さんへ行く事にしました。
(巴里っ子に人気っ!と…ガイドブックに書いてあったので…)

沢山の種類のジェラートがあり 迷いましたが…
私の前に買ったパリジェンヌのと同じモノを頼んでみました。
フランボワーズでした。

写真をお見せできないのは 撮ってないから。
今のように小さなデジカメの時代だったら撮れますが、
当時はコンパクトカメラという名前でもポケットサイズではなかったし、
アイスを片手にカメラを取り出せなかったのです。

巴里っ子に人気…というので すごく期待して食べたのですが…
ただのジェラートでした。(-_-;)
まあいうなれば 甘さ控えめ…っていうのが人気の理由。

なんだ…甘甘コテコテのフランス菓子から、
甘さ控えめのデザートが流行ったってだけの事のようです。

このシテ島に老舗の紅茶屋さんもあるので、
お茶も買いに入ってみました。
お茶だけがずら~~~っと並び、
狭い店に立っている愛想のない店主と二人っきりで息がつまりました。(笑)
何のお茶なのかサッパリでしたが、
キャラメルティと書かれたモノがあったので取りあえずそれと…
ボンボン(中にトロリとしたジャムが入ったキャンディ)を一箱買いました。
このお店は写真撮影が出来ないお店だったので写真なし。

ちなみにこの紅茶、
帰国して家族にふるまったものの…誰も飲んでくれません。
濃厚なバニラの香料に 自分も含めて全員ノックアウト!
あ~あ…

旅の土産って…大抵はろくな事になりません…(-_-メ)


            巴里に行ってみた ⑪へ続く


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巴里に行ってみた  ⑨

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         *~ オランジュリーで癒されて ~*

            巴里に行ってみた ⑧から続く

オルセーは収蔵品の数のわりに 展示数が少ないけれど、
素晴らしい絵が多いので ルーブルよりも満足度が高い。

そんなオルセーの近くにある オランジュリーも小さいながら、
中身はぎゅ~~っと詰まっています。

この美術館、なんといっても有名なのはモネの睡蓮の間。
大きな広間の壁360度ぐるりと 睡蓮の池が描かれています。

真ん中に置かれたソファーで ぼんやりと観ていると、
いつの間にか 何も観ていない自分がいたりして…^_^;
頭が真っ白になっちゃいます。
睡蓮の間ではなく、睡魔の間…(笑)

とかくモネの睡蓮の絵ばかりフューチャーされますが、
ルノワールも有名。

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ルノワールといえば…この絵 知ってますよね。
私の中のイメージでは…子供の頃、カレンダーの絵でした…^_^;

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オランジュリーが素敵なのは…館内が明るい事。
美術館って薄暗いもんだと思ってましたが、
ここでは自然光を取り入れて暖かい雰囲気です。
そんな明るさに ルノワールの絵がよく似合うんです。
ルノアールも実物を見ると、
色鮮やかな色彩に溢れていてちょっと驚きます。

そして…私の好きな ユトリロも…

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帰り道…
セーヌ河畔にあるパン屋さんに立ち寄り、
この日の夕食のパンを買って帰る事にしました。

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小さなパン屋さんで お店には おばあさんが一人。
バケットを一本と大きなメレンゲの焼き菓子を買いました。
この大きなメレンゲ…
手の平に一杯の大きさで、高さも5~6cmあります。
大抵のパン屋さんに売っていて…
初めて見かけた時から食べてみたかったんです。

お金を払う時…
おばあさんが言った金額が聞き取れません。
お年寄りだし、小さなお店だし…
フランス語しか通じないのかな…と思って 
私は一生懸命 フランス語で金額を聞いてみても
あばあさんが 幾らって言っているのかサッパリ…
何度か同じ問答を繰り返していたら…ある瞬間…『!?』

『日本語っ!?』

おばあさんは片言の日本語で金額を言い、
私は片言のフランス語で 幾らか聞き…

おばあさんが日本語で言えたのは 数字だけでしたけど、
二人がお互いに 聞き取れなくて勘違いをしていた事に気付き、
手を取り合い、抱き合って大笑い。

負けるもんかと 頑なになりかけていた私の心が、
やんわりと毛布に包まれたようでした。


ホテルの部屋で パンとリンゴとメレンゲをかじりながら、
いつまでも パン屋のおばあさんの事を想うのでした。


            巴里に行ってみた ⑩へ続く


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巴里に行ってみた  ⑧

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         *~ 麗しのオルセー ~*

            巴里に行ってみた ⑦から続く

クリニャンクールの蚤の市で、思いがけずストレス発散をしてしまった私…
何やらわからないモノからの呪縛から解き放たれたようで気分はスッキリ。
萎みかけていた旅の目的が 心の中に再び湧きあがって来ました。

よ~し!このままオルセーに行っちゃるっ!
…と妙にワクワクとしながら メトロへの階段を降りました。

今朝このホームに降りた時には、
なるべく目立たないようにひっそりと立ち、
緊張した顔をしていた事でしょう。
さっきの出来事のお陰で、気分は巴里のメトロというよりも総武線。(笑)
今まで緊張していて見えなかった周りの人たちの様子も見回せます。

ホームに入って来た電車に乗り込むと…

白い杖を持った御爺さんが 電車に乗ろうと
今にも扉が閉まりそうな入り口に足を掛けています。
駅員も気付かないのか 扉はプシュッっという音と共に閉まりかけました。

入り口の近くに居た私は 
慌てて扉に手を掛けて閉まらないように踏ん張ると、
私の向かい側に立っていた青年も もう一枚の扉に飛びつきました。

駅員も運転士も全く気付く様子も無く 
重い扉は 両手でつかみ体重を後ろに反らせてようやく開いている状態。
見れば向かいの青年も同じ様…
そんな私と青年の様子も知らず、目が不自由なお爺さんは 
ゆっくりと足を踏み外さないように慎重に電車に乗りこんでいます。

御爺さんの身体がようやく車内に納まり、
私と青年は ドアから手を離しました。
そんな事に全く気付かない…御爺さんは席を捜しに中の方に…

そんな御爺さんの様子を目で見送り、
私と青年は思わず顔を見合わせ苦笑い…
そこにはもう、オドオドした目の日本人はいません。

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何回かメトロを乗り替え、オルセーに着いたのですが…
オルセー方面の出口を捜すうちに どういうわけか
メトロではなく列車のホームに迷い込んでしまいました。
改札口も鍵が掛けられ、誰もいません…(-_-;)

他の国から来た観光客も数人 迷っています。
改札の向こうの表示にはオルセーと書かれています。
で…私は見知らぬその人達と共に フェンスを乗り越え脱出…
見つからなくてよかった~


  

オルセー美術館は
ルーブルよりも洗練された雰囲気で、人気がありますね。
収蔵美術品の数もなかなかのものですが、
ルーブルのようにテンコ盛り展示はしてないので、観賞しやすく
頻繁に絵も掛け替えているようです。

この時 オルセーで嬉しい再会がありました。
↑のミレーの絵。
この絵は昔 山梨県立美術館で観た事があり、
(山梨県立美術館は、日本で一番沢山のミレーの絵画を所蔵しています)

その色彩の美しさにホレボレとしたものです。
ソレまでも美術書等で観た事のある絵でしたが、
実際の色合いは 印刷された物とは全く違うモノでした。

羊一頭、一頭の毛がすべて違う色で描かれているのです。
いつかもう一度 観たいと思っていたのでした。

    057.jpg

宗教絵画が多いルーブルと違い、
オルセーの絵画はそれほどコテコテではありません。

売店で収蔵絵画の画集を買う事にしました。

列に並んで 私の番が来たので目の前の店員に
『スィルブプレー…』と、言いかけたら…来ました 来ました…
白人のオバサンが私を押しのけ目の前の店員に声を掛け、
店員も私から目をそらし、そのオバサンの注文を聞く体制に…

『Next is me!』オバサンにきっぱりと言い切り!

オバサンは『Oh~ sory!』(よっしゃ!)…と内心ガッツポーズ。

は~ホントに初めから こうすれば良かった。
旅先で自分を主張し続けるのは、わたしら日本人には 気力がいるけど、
そうも言ってられない。
とはいえ、半ば怒りから来る自己主張…
サラリと主張できなきゃ駄目よね~


次回はお気に入りの癒し空間 オランジュリー美術館へ。


            巴里に行ってみた ⑨へ続く


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巴里に行ってみた  ⑦

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         *~ 日本人 ついにキレる ~*
            巴里に行ってみた ⑥から続く


巴里に行ったら一度は覗いてみたい場所に のみの市 はありませんか?

有名なのは クリニャンクールののみの市。
巴里気分が味わえそうな気がして 取りあえず出掛けてみました。

途中 一度道に迷い 近くに居た婦人警官に道を尋ねました。

『ハロー、グッモーニン、イクスキューズミー…』
…と声を掛けたのですが…無視。
もう一度、
『ハロー、イクスキューズミー…』と私。
今度は答えました。
『ボンジュー』
で、英語で道を尋ねたら…それに対しての返事が…
『ボンジュー』
そのやり取りを3回程繰り返して…気付きました。

“ハロー”ではなく、“ボンジュール”と言えってかっ!

ムカつきながらも“ハロー”を“ボンジュー”に言い換えたら
ふんぞり返った態度で頷き ようやく道を教えてくれました。
何様だよっ!!

…と朝から またやられました。
とりあえず、クリニャンクールへ…
  

そうそう…
皆さんも想像はしていると思いますが、巴里もやはり治安はかなり悪い所。
ヨーロッパの他の国と同様 ロマの子供たちも沢山いますし、
スリはとにかく多いトコロです。

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で、のみの市にやってくる外国人はとかくターゲットになり易いので
気を付けなければいりません。

私もあまり余計なモノを持たずに、出掛けました。
着替えも持たない私が 余計なもの…初めから無かったですが…(笑)
なけなしのお金まで無くしたら泣いても泣ききれません。

さて…実際にのみの市に行ってみれば…本当の敵は スリに有らず。
敵は、テントに店を出している店主だったりします。

というのも こんなトコロにノコノコとやってくる外国人は
背中に財布を背負っているようにしか見えないからでしょう。
実際、テントの間を歩いただけで、ひっきりなしに声を掛けられます。
ゆっくりと雰囲気を味わう事も出来ません。
ホトホト嫌になり、広場を後にしようとした時…
出口辺りにいた露天商の男が声を掛けてきました。

『コンニチワー』
無視して行こうとしたら、腕を掴まれました。
ソイツは私の腕を掴んだまま 『コンニチワー』を繰り返します。
私が返事をしないので 次は『ニイハオ』ときました。
何か買わなきゃ この腕を離さんぜ…って感じです。

無性に腹が立ってきました。
腹の中では 毛嫌いしてるくせに、日本人の財布は大好きってかっ?
その日本人の財布で食ってるくせにっ!

腹立ち紛れに 腕を思いっ切り振り払いました。

そのまま立ち去ろうとしたら後ろから…
『ジャポネ、○×△□×▽~~~』怒鳴り声。
振り返れば さっきの男が 
使い古しの銅鍋みたいな顔色で腕を振り上げ罵っています。

その瞬間…私の中で 堪忍袋の緒が切れたのです。
怒りまくってる男の所に戻ると…


   『今…日本野郎って言ったなっ!?
    じゃあ、テメーはフランス野郎だろうがっ!
    こんなゴミ、誰が買うのさっ!
    『コンニチワ?』『ニイハオ?』ふざけんなよ、このタコ!
    一体、何なんだよっ、ああ~~!?
    ボンジューがどうしたんだっての!
    ハローで返事位しろよ!
    タクシー停めたら 黙って乗せればいいんだよっ!
    誰がレストランの外に座りたいって言ったんだよ!?
    中はガラ空きだろーがっ!
    真っ黒けなシャケ出して 偉そうぶるなっ!
    お前らのホテルに泊まる客は 白人だけかよっ!
    予約してやった客が目の前にいるのに、見えないフリすんなっ!
    ウンコだらけ(犬の)の道端を 
    歩きながら でかいパンかじるお前らに
    下品呼ばわりされてたまるか~~~っ! 』


…と ソイツには全く関係ない事まで一気にまくし立て(日本語で)、
仁王立ち。
実際に言った順番は コレで正しかったかどうか忘れたけど、
パリに着いてからソレまでの憤りを 全部 ぶちまけたのでした。

気がつけば周りには人だかり。
なにしろ全部日本語ですから 
一体 何が起きているのかわからず黙って見てます。

のみの市の男は 初めは一緒になって怒鳴ってたけどしまいには困惑顔。
まさかこんな剣幕で切り返されるとは 夢にも思わなかった事でしょう。


当の私は…
頭の上に青空が ぱぁ~っと広がったようにスッキリ。

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そうか…初めからこうすれば良かったのか。
嫌な事をされたら怒る…なんで我慢したのか…

外国人からみれば 日本人の表情からは 感情が読みにくい事でしょう。
まして薄っぺらいアジア人の顔は 余計に無表情に見え、
ある意味 気味が悪いかもしれません。

人種差別されたことから 必要以上に縮こまってしまった自分の心が
ゆるゆるとほどけていくのを感じました。 

 
この日を境に 私とパリの関係が 大きく変わっていくのでした。


            巴里に行ってみた ⑧へ続く


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巴里に行ってみた  ⑥

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         *~ モンマルトルとレストラン ~*
            巴里に行ってみた ⑤から続く


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たいした下調べもなくパリにやってきて、空港に着くなり散々な目に会い、
そして自分は今…
ホテルのベッドの中で 生乾きの洗濯物の上にじっとしていて…
一体何やってんだか…と我ながら情けなくなりつつも
出掛ける寸前まで 辛抱強く洗濯物を体温で温め、
なんとかソレを着て街に繰り出しました。
多少湿っていましたが、あとは着てれば乾くでしょうと…(-_-;)

ギリギリ 朝食に間に合い 相変わらず質素な朝ごはんを食べていると
近くのテーブルに座っていた日本人の女性二人に 声を掛けられました。

どうやら同じ飛行機に乗ってきたパッケージの仲間のようです。

一人は医大生。
もう一人は ある音楽制作会社にお勤め。
勿論 みなさん一人旅。

お話をして分ったのですが、
医大生の娘さんは かなりキッチリと下調べをしてこの旅行に来た様子…
行き当たりばったりの私とはエライ違いです。

で、その彼女の提案で、
午後に待ち合わせてレストランに行く事になったのです。

というのも、ガイドブックで見た人気のレストランに入りたいけど、
一人では…ということらしい。
確かに…
ヨーロッパでは食事に時間を掛けるので、
一人だったらカフェで…って感じです。

せっかくのパリなのですから、
一度くらいはちゃんとしたレストランで食事というのも悪くはありません。


食事は夕方のお楽しみ…という事で、
この日はモンマルトルを歩く事にしました。
本当はオルセー辺りに…と考えていたのですが、
前日のルーブルのお陰で、食傷気味に…(-_-;) 

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メトロも慣れると快適に…
乗りながら ある事に気付きました。

一番 後部の車輛に乗ると、黒人ばかり…(今はどうでしょうか…)
それまで じっくりと考える余裕がなかったけれど、
人種差別もしっかりとある国なんだな…
でも、東洋人の私も…フランス人から見れば コチラ側…なのは
パリに着いてから チクチクと心に突き刺さってる。
なんだか嫌なものを見てしまったような気持ちに…

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後ろに見えるのは 美しいサクレクール寺院。
モンマルトルの丘に押しピンを刺したように、建っています。
一度は行ってみたかった所です。

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モンマルトル広場には 沢山の画家の卵さんが…
ここで似顔絵を描いて貰うのは 絶対にお勧めできません…(-_-;)
似ているのを見た事が無いからです。(笑)

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モンマルトルの猫。
こんな構図の絵が ミュッシャの絵にあったような…
モンマルトルに黒猫…似あいます。

パリの街を歩いていて楽しいのは、その色彩。
お花屋さんも それほど日本と違うお花があるわけではないのに、
全体のトーンが違うんですよね。
一言で言って…やっぱ“パリの色”なんです…

一番上の写真は モンマルトルのお花屋さん。
長~い階段を下ると…可愛いお花がいっぱい。

夜 店仕舞いの時、しまうのが大変そう…^_^;

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ウィンドウのディスプレイの色彩も好き。
何を売ってる店なのか 全然分りません…(笑)
 ポイント_03

さてさて…待ち合わせの時間が来て 医大生の案内でレストランへ…

レストランの中に入りたかったのですが、
案内されたのは“外の席”。
差別です。
これも良くあることらしいのですが、こうしてフリーで出歩いていると
ホントに身にしみます。

まあ気を取り直して 注文のしようとメニュウを開くと…

何が何だかさっぱり…(-_-;)

フランスのレストランは、前菜からメイン、デザートとお茶。
フルコース頼まなければいけません。
軽く…と思ったら、カフェで食べるしかありません。

メニューはフランス語なのでまるでわからず…
でも取りあえず、みん違うモノを頼んでみようという事になり…
私は メニューの中から 
おそらくサーモンと書かれているらしき文字を見つけ ソレに。(笑)

音楽関係の彼女は ポトフという文字を見つけ…決めた。

さて…言い出しっぺの医大生。

ガイドブックを取りだし、この料理が名物だから…
と同じ名前の料理を探しだし、注文。

みんな 料理が来るまでドキドキ。
だって何頼んだのか 分って無いんですから…

そして出てきたのは…

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サーモンのソテー…ホッとしました。(笑)
でも…なんでこんなに焦げてんだ…って思いません?
写真の右上に写っているのは 音楽関係の彼女のポトフ。
まさか鍋ごと出てくるとは…と焦ってました。
そして注目は医大生の料理。
残念ながら写真に写っていません。
今から言う説明で 頭の中に想像してみてください。

お皿の上に 直径10cm位のグレーのゼラチン質の
切り株みたいなのが乗ってます。
そして その上に、直径5~6cmの赤身の肉のソテーが乗ってます。

私達は3人とも そのお皿をじっと眺め…一体 正体はなんだろうと…

暫くして医大生が言いました。

『わたし こういうの みた事ある…学校で』

解剖ですか~~っ!
どうやら大きさ的に 羊の脳の輪切りの上に 
羊の肉が乗っているのでは…という事に。

結果的に私が一番 まともなモノを食べた様な気もしましたが…
デザートの クレーム・ブリュレが美味しかった事。
この頃はまだ、
スプーンでパリパリと割って食べるクレーム・ブリュレの存在なんて
知りませんでしたから 驚きましたっけ。

 
帰り道…
すっかりと暗くなり 危ないのでタクシーに乗ろうとして 乗車拒否。
しかも2台続けて…
手をあげると止まってくれるんだけど、顔を見て断られるんです。

結局 行き当たったメトロの駅に降り、怖々 地下鉄で帰ったのでした。



次回はいよいよ…『AISYA、ブチ切れる!』


            巴里に行ってみた ⑦へ続く
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巴里に行ってみた  ⑤

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         *~ ホテルでプレス機になる ~*
            巴里に行ってみた ④から続く

パリ滞在初日…
一日中 ルーブルを歩きまわり、ヘトヘトになってしまいました。
あんなに夢にみたルーブルだったのに、絵の印象もあまり残らず…
街に慣れないせいもあって 結局 夕食も買いそびれ…
ホテルに帰って洗濯をする事に… 

      
       ↑の写真は巴里のメトロのホーム。
        ホームに居た人に撮って貰いました。

で、なんで ↑ の写真かと言いますと…
着ている服装をみて欲しかったからです。

晴雨兼用の薄手のハーフコートの下には、ラルフの長袖綿シャツ。
首にスカーフ。下はデニム。
綿シャツの下には タンクトップ。
その下にはパンティとブラ。

何が言いたいのかといいますと…

これが巴里に来た時の服装で、なお且つ 持ってきた全財産なのです。
そう私には 着替えが 無い!


なんで こんな事になったのかと思われるでしょうが…
話は 出発前にさかのぼります。


当時勤めていた職場の後輩に、旅行好きな娘がいました。
彼女はブランド物が大好き…で当然 旅行もヨーロッパ専門。
そんな彼女が 私が巴里に行くというので 
アレコレと助言をしてくれたわけです。

ヨーロッパのホテルは 空調が利き過ぎで乾燥するから、
夜寝る時は、バスタブにお湯を貯め 
バスルームのドアを開けて寝た方が良い…とか。

だから夜干した洗濯物が、朝にはカラカラに乾いている…とか。

でもって 着替えもそんなにいらないと…


私ときたら これが初めての海外旅行!
彼女の言う事を ナルホド ナルホド…と鵜呑みにし、
結局 着替えを何も持たずに来てしまったのです。

それと もう一つ…
この旅行は ありのままの自分でいたい…という思いがあったので、
化粧も止めてノーメーク。
視力も当時から 若干悪かったのもあり、めがねを掛け…

上司に持たされた なにも入れなくても重たいトランクの中には、
基礎化粧品と櫛と本が1冊、水が1本入っていただけなのでした。
帰りにお土産を入れる為に持って来たようなものです。

まあ、困れば買えばいいや…位の軽い気持ちだったのです。

ま、そんな経緯がありまして、
身体一つで巴里のホームに立っているわけです。


さて話は戻ります。
 
この日の巴里は 秋も深まる季節だというのに 暑さがぶり返し、
一日中歩き回った私は 汗だくに…
ボトムはともかく、下着もタンクトップも綿シャツも…
全部洗わないと 翌日に着る物がありません。

ホテルに帰った私は 早速 洗濯にとりかかりました。

浴槽の上に取り付けられたワイヤーに洗ったものを干し、
ベッドに入りました。
これで 翌朝は カラカラに乾いている筈…

明け方の4時頃、目が覚め バスルームに行きました。
ふと目が干した洗濯物の方に…

うがっ!
全然 乾いていません~
干す時に バスタオルで巻き込み踏んで脱水状態にしてあるので
水は垂れていませんが、殆ど 干した時のままです。

この服が乾かないと、この日 ホテルから出られません。

仕方ないので ベッドサイドの白熱球の入ったランプやTVなんかの
熱がありそうなものを全部つけ、洗濯物をその上に…
(このホテルには ドライヤーが付いていなかった)

2時間ほどそうしてみたら 若干は乾いたけれど、
まだ着れる状態には程遠く…
遅くとも あと2時間位したら部屋を出なければ…と焦り
こうなったら最終手段!
ベッドのシーツの上に生乾きの服を人型に並べ、
その上に寝て 自分の体温で乾かす事に…

こんなトコで何やってんだ私は…と自分に呆れながらも考えました。

よく考えたら、職場の後輩はいつもリッチなツアー。
ホテルもこんなビジネスホテルみたいなのじゃ無い筈。
しかも季節のせいか このホテルは 空調が切られている!

湿った洗濯物に体温を奪われながら、
ようやくその事に気付いたのでした…

あ…あと 一時間~~~(T_T)



            巴里に行ってみた ⑥へ続く

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